RS50と言うバイクは本当に希少な存在で街中で見かけることは滅多にありませんでした。そして情報を集めるためにはインターネットと言うわけで様々なRS50関連のホームページを見て回っていたのですが、aprilia RS50 Racing Impression （以下ぎゆうさんのHP）と言うホームページは造りもよく情報量も多いのでそれからは頻繁に訪れるようになります。昨年の11月ごろの話ではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、そこの掲示板に同じS市の方が書き込みをされていて…「集まってみたいですね」と書き込んだところ実現しちゃったと言うわけなんです、ハイ。
日程の調整も終え、集まる日は4月21日と決定しました。日程自体は結構前の段階で決まっていたのであとは当日が来るのを待つばかりでした。当日まではまだかまだかと言わんばかりに待ち遠しい日々を過ごす事になります。だってほとんど自分のRS50しか見たことなかったものですからそりゃあ興奮するでしょうし、オフ会と言うのも初めて開くことですし、参加すること自体始めてだったりするので。
当日を迎えた朝はなかなかの晴天に恵まれ、バイクで走るにはこの上ない天気でした。集合場所は知る人ぞ知るNap's相模原店で集合時間は13：00です。意気揚々で現地に向かったところ一番乗りでした。その後、'01RS50にお乗りになられているHytoさんが登場されました。ガソリンタンクのライオンペイント？がとてもカッコいいRS50です。そしてもう一人の参加者のRai-Meiさんを待つことになりますが、なかなか来られません…。どうしたんだろうと思っていた矢先、電話がなり「遅れます」との事。事故に遭ったのでは？と少なからず思っていた私にとっては安心を与えてくれた電話なのでした。
そしてRai-Meiさん登場。Rai-MeiさんのRS50は96年式の車体ですが色が一面ブルーです。自家塗装されたとの事ですがなかなかの腕前をお持ちだと感心させられました。そこでしばし自己紹介などを行い、さてツーリングに出かけるのでありました。
予断ですがRai-Meiさんは来られる途中に国家権力にナンパされかかったそうですが、ゴールドライセンスをお持ちなのでどうにかこうにか事なきを得たそうです。普段からの行いが良いとこういうときに助かるんですねー。題してゴールド危機一髪！（寒）
一行はRai-Meiさんの先導で相模川方面に向けて走り出しました。RS50が3台も集まり、そして一緒に走っていると言う感覚はちょっと普段は味わえないものです。楽しみながら町田街道→下九沢→と進んでいきます。相模川に差し掛かる小倉橋を久しぶりに見たときは「やはり綺麗な橋だなあ」と思ってしまいます。ドイツ人建築家が建てたとされるこの橋は、戦前に作られたコンクリート製のアーチ橋です。神奈川県の橋100選にも名を連ねている由緒正しき橋ですが、すぐ上のほうに新しい橋を建設中で（殆ど出来上がっている）、完成したら今ある小倉橋は近い将来に取り壊されるそうです。軽く古い建造物フェチの私としては残念でなりません。
少し話が脱線してしまいましたが、小倉橋を渡り終えたところで左折して川沿いルートへ。緩やかなカーブで信号がほぼない道なのでかなり運転が楽しめる道です。民家は点在している程度なので自然もいっしょに楽しめてしまうなかなかの好ルートです。ある程度緩やかなワインディングを楽しんだところで高田橋が見え、その橋を渡って相模川の相模原市側の堤防（公園緑地）にバイクをとめました。短いツーリングだったとは言えとても充実した走りをすることが出来ました。
バイクをとめて雑談が始まりました。RS50ネタ以外にも色々なネタを話し合い、どんどん時間が流れていきました。その際お二人のRS50にも試乗させていただき、特にHyatoさんのPGE型RS50を乗るのは初めてでしたのでよい経験になりました。ただPGE型って私の身長が低いせいか足つきは今まで乗ったバイクの中でもっともつらいものでした。ただ逆にライディングポジションはMMA型よりも随分と楽なものですから、これは乗りやすいと素直に思いましたね。Rai-MeiさんのRS50は私と同じタイプのRS50ですが、NS1用のキャブと純正チャンバーのおかげで私のRS50と比べ、随分と乗りやすいRS50になっていました。そのときの私のRS50は実験的に純正チャンバー＆ドッグファイトチャンバー用サイレンサーと言った組み合わせでしたが中回転のトルクが多少良くなったくらいのとてもつまらない特性でした。やはり生半可なことでは納得した性能は得られないと実感しました。
談話談話で時間があっという間に過ぎてしまい時間はすでにもう7時です。結局3時間くらいは談話していたんでしょうなあ。と言うわけで解散です。とその前にせっかくデジカメを持ってきたのでもちろん撮ることにします。カメラは高性能ですが何せ撮影者がヘタレなのできれいな写真をとることが出来ませんでしたが、RS50が並んで写っているということで私的にはあまり気にしないことにしました（爆）Hyatoさん、Rai-Meiさん御免なさい。
左からRai-MeiさんのRS50、HyatoさんのRS50、私のRS50